2017年11月23日

依頼がありました



    シバジョーのつぶやき
子供の頃の夢って今では簡単に実現できるものが多いけれど、今さらそれをする気にはなれない。『ちびっこウィンナー』を山ほど食べるとか、『チキチキボーン』を山ほど食べるとか、1日3食を『カップヌードル』で過ごすとか色々あったけれど、いつの間にかそれに魅力を感じなくなってしまっていた。っていうか食べ物のことばかりで悲しくもなります。
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そういえば、マクドナルドを好きなだけ食べたいってのもあったなぁ。


先日面白い依頼が舞い込んできました。

これは私のブログを見ていただいている方からの話だったのですが、その方は私がたまにアップしている短篇の読み物のファンでいてくれて、全ての作品をしっかり読んでいるとも言ってくれた人です。

で、その方からの依頼というのは「5歳の息子と4歳の娘がいるのですが、その子達に読んで聞かせてあげられるような子供向けの、絵のない絵本のような話を書いてほしい」とのことでした。

私は今まで完全に子供向けの作品というのは書いたことが無く、子供たちに楽しんでもらえるような作品は作れないだろうと初めからさじを投げていたのも事実です。

ですがこのような依頼がくるとなんだかやる気が出てくるもので、「よっしゃ、やってみるか」と、パソコンの前に座ったのですが、作品構成の段階でつまずいてしまっています。そもそも小説では起承転結で書かれますが、絵本や童話では序破急で書かれるものが多いと話を聞きました。

皆さん序破急というものはご存知ですか?
私の知人にも結構知らない人が多かったので一応簡単に説明をしておきます。
まず起承転結というのは、
起:舞台設定や登場人物
承:問題や事件発生
転:問題や事件に対する解決策
決:解決
となるわけですが、これを序破急に当てはめると
序:起
破:承・転
急:決
こういった構造になり、これが童話や絵本に適したものなのだそうですが・・・

起承転結に慣れ過ぎたのか序破急で話の構造を考えるのが難しいです。

慣れないことをいきなり上手くやるのは難しいですが、楽しみにしてくれているようなので下手な作りにはしたくないですし、それを読まれてガッカリされるのは心苦しくもあります。

まずは今発売されている絵本や童話を読み、それらの作りを深く知ることから始めなければならないかもしれない。
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けっこう大変なことになるかもしれませんが、こういう悩みってのはありがたいんですよね。
誰かが自分の作品を楽しみに待ってくれているのは何より心強いものですし。

時間の制限がある中ですが頑張ってみようと思います。



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posted by シバモト at 19:32| Comment(0) | 小説に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

努力した作品よりお遊び作品?



昨日の記事の続きになりますが、

現在の出版業界(小説に関して)は、どれだけ努力をし誠心誠意作品に取り掛かっても、そんな作家は相手にもせず、売れるならと運やコネで上がってきたまがい物を優遇する構造になっていると私は思います。

昨夜アップした記事の、自身の作品のためにオーケストラで3年雑用までした人の作品を一瞥しただけでゴミのように投げ捨て、どこかの事務所のおしゃぶりをつけて「俺にあれもこれもやらせろ、バブ―」なんて言ってるタレントには手取り足取りしてやって簡単に出版させるんですから。
(中には又吉直樹先生のような本物もいますけど、ほとんどはお坊ちゃんお嬢ちゃんのお遊びのようなものです)


本当に腹立たしい事ですがきっとこの流れはこれからも続いていくのでしょう。

実際にタレントの名前だけでそこそこ売れてしまう現状があるのですから、経営する側の視点で見れば「売れない完成度の高い作品」よりも、「お坊ちゃんお嬢ちゃんのお遊び作品」を取り上げてしまうのも仕方のない事なのでしょう・・・

けど、これは間違いだと思います。


年月をかけてどれだけ頑張って書いても一人の編集者や一人の下読みに「これは駄目」と言われたら、そこでその作品は終わりなのです。

一度駄目だと言われた作品は、どれだけ手直ししようが駄目な作品のままだそうです。「ゴミはどうしようとゴミ」ですって。(某編集者談)


ここで私から一言言わせて下さい。

「その見方間違ってないか? お前一人に駄目な作品扱いされたからって、何でそれで小説界総意での駄目作品に認定されなくちゃいけないの。あんた何者だよ? 他の人が見れば違う評価もらえるかもしれないじゃないか!」

と、叫んだところで、こんな理不尽がまかり通ってしまうのが小説の世界なんですね。

パートやバイトで下読みをしている方に落とされても、その作品はもう無価値と断定されてしまう訳です。


現在は電子書籍という媒体で個人でも容易に出版も出来ますけど、もう少し努力している人達にも目を向けてほしいものです。

胡坐をかき、努力する人を見下ろすことをそろそろ辞めるべきではないだろうか。


小説の世界で多くの人が、今の現状にアンチテーゼを唱えることが必要となってきているように思えます。
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posted by シバモト at 19:19| Comment(0) | 小説に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

ある作家の生き方と集大成



専門的な要素を含んだ話を書いていくためには知識が必要不可欠でして、それを突き詰めるか詰めないかで作品の厚みは大きく変わってきます。

私が専門的な作品の制作にあたる前には、その専門的な分野の本を徹底的に読み漁り、知識を付けていきます。

しかしこの程度のことならおそらく誰でもやっていることであって、特に驚きもない事でしょう。


しかし中には凄い人もいまして、これは海外の作家さんの話でうろ覚えなのですが、

新しい作品でオーケストラのバイオリニストに焦点を当てた話を書こうと思い、最初は私のように専門者などを読み知識を深めていったそうなのですが、専門書だけでは納得できず、

自身でもバイオリンを購入し練習を始めオーケストラに入ろうとしたのです。
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でもこの方には深い音楽的知識も経験もなく、そんな人が入れるほどオーケストラの世界は甘くなく、すぐに挫折してしまったそうです。

しかし作品のためにはどうしてもオーケストラの空気を感じ取りたいと思った彼は、作家でありながらオーケストラの雑用係になって働き始めたというのです。
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このとき確かすでに60歳を超えていたらしいので何らかのコネは持っていたのでしょうが、それでも考えられない行動力ですよね。

自分の作品に使う現場で仕事始めてしまうんですから。それだけの熱意をもって作品に臨めることは、本当に凄い事だと思います。

ステージマネージャーの中でも一番下っ端として働き始めた彼には辛いこともあったでしょうが、その仕事を3年間やり通し、バイオリニストからも多くの話を聞くことが出来て、またオーケストラの甘みも苦みも味わった彼は、そこからようやく執筆を始めたというのです。


60歳にして一つの作品のためにここまでする意欲というか執念は凄いですよね。

とてもじゃないですけど私には出来ないです。これほどまで自分の作品のために動く自信がありません。

自分が納得できるだけの情報を収集して、彼はオーケストラのステージマネージャーを辞め、ようやく作品づくりに取り掛かりました。

その期間はまた長く、一つの作品を完璧に仕上げるために2年間もかけたそうです。

おそらく手直しに手直しを重ね、自分と等しいまでの魂のこもった作品を作り上げたそうです。この時すでに65歳を超えていたそうですから、人生の集大成としての思いでその作品を書き上げたのでしょう。




ちなみにこの人の作品がどんなものか気になっている人もいるでしょうから、紹介したかったのですが、

実はこの人の作品、出版社にあっさりとボツにされたそうです。

「オーケストラの話は売れないから駄目」の一言で追い返されたとか。


こんなことってあります?考えられませんよね。

そして小説家の世界にはある慣例があり、一度ボツにされた作品は再度手直しをしようがボツの刻印は取れなく、出版できなくなってしまうのです。

そのため彼のこの作品は陽の目を見なかったそうです。


ここまで努力して作品を作り上げて、それをまともに読みもしないでボツなんて人間の血が流れてるとは思えませんよ。

それなのにそこらのタレントが書いた本は、ほいそれと出版されるんですから呆れてしまいます。

売れる売れないに関係なく、こういう人の作品を世に出してやることも出版社の役目だと思うのですが、それをせずにビジネスビジネスですもの。そりゃあ出版業界も廃れていきますって。


なんちゅう酷い世界だっていう話でした。



最後までお読みいただきありがとうございました。


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posted by シバモト at 20:19| Comment(0) | 小説に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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